5/7(木)
メイちゃんがレッスンの合間にぴょんぴょん跳ねている。先週やったうさぎ跳びをしているのだ。うさぎ跳びの体勢に入る前、上体を前傾させると、真上に飛びあがれると学んだようだ。しゃがんだ時うしろへひっくり返りそうになるのは、腹筋と背筋が上手に使えていないからだ。
生徒たちには、レッスンで弾いている最中に止まりたくなったら、体を止めるべきだと感じたら、勝手に止まっていいと言ってある。また先生が話しているとき、体を動かしたくなったら、好きに動かしていいと言ってある。主に体の動かない経験者さんたちへ。むしろそうしたくなる方がいい。
メイちゃんバイオリン演奏フォームの、最大の課題は、左肩。先週は腕の付け根のヒダをつまむ(誰かにつまんでもらう、誰かつまんでくれる人がいるイメージをする)練習をした。今週は同じところに釣り針をひっかけて、後方へ引っぱるイメージを訓練する。
5/12(火)
ときおり楽譜・付属品を物色しに、梅田もしくは京都市内へ出かける。梅田のばあいササヤ書店&クロサワバイオリンに行くが、今日は三条寺町の十字屋と四条烏丸のハンズへ行った。
十字屋ではまずレッスン袋と出席カードを補充、それから教本や曲集をチェック、それがルーティンだ。今日は検討したい楽譜がたくさんあった。初心者向けビオラ教本をさがし、ピアノ譜コーナーでソルフェージュの教本をさがし、ポケットスコア何冊かと生徒に頼まれた教本を購入した。ビオラ教本は、十字屋さんにいらした大人初心者さんのために、平易な曲集を見つけた。
ハンズでは皮のハギレと、皮に穴をあけるハトメを購入。肩当HAYATEは他社製品とくらべ際立って優れているが、不満な点もある。そのひとつがパッドの長さだ。
2021年にHAYATEを見つけたとき、バイオリンのパッドの長さは165mmだった。それが今は155-150mmになっている。私は165mmがいいと思う。短いと金具の当たる位置が痛い。と訴える生徒も複数いる。生徒のためメーカーに長いものを特注したこともあるが、自分で作れそうだと思って、今回ハンズに行ってみた。
HAYATEのパッド形状にリクエストのある生徒さんは、レッスンでご相談ください。

左2つは165mm、次が155mm、一番短いのは分数バイオリン用。右にあるのが皮とハトメ。
5/15(金)
京田辺バイオリン教室に毎週来ているソウくん。中学生になり吹奏楽部に入ったが、「楽器の希望を出すが、バイオリンのためになる(バイオリンがうまくなる)楽器はなに?」と尋ねてきた。彼は常に、①バイオリンは練習せず、②うまくなりたい、と思っているのだ。いつも①を実行しているが、②になったためしはない。
先生の応えは「バイオリンがうまくなりたかったら、バイオリンを練習しなさい」「吹奏楽の楽器は、自分が一番好きなものを選ぶとよいでしょう」。後ろでお母さまが、さもありなん、という顔をしていた。
レッスンから帰ってきて21時のJR玉水駅にて。トイレに入ろうとしたらツバメが二羽飛び出してきた。つがい? 巣をつくる場所をさがしているのか? 玉水駅には、数年前までツバメが巣をかけていた場所が二か所あった。そこが一昨年くらいから、巣をかけられないようネットで防護されている。うちに来てくれたら大歓迎なのになぁ。
生徒のユカさんちには今年初めてツバメが巣をかけてくれたそう。いーなー。
5/23(土)
枚方市から二ヶ月に1回レッスンを受けにくるヒデさん。枚方くずはのバイオリン工房で調整ついでに、弦はドミナントプロをリクエストして替えてもらったら、すごく良くなったと言う。ほんまですか? 今年1月の記事で「ドミナントプロはいまいち」と書いたが、私のバイオリンの場合、ということで訂正させて頂きます。
ノリさんは玄関から入ってくるとき、身長が3cm高くなければならない。いつも猫背だからだ。なかなか高くならないので、今日は玄関扉から入り直しを命ぜ?られた。「あっ、コツがわかりました。扉を開ける前に伸びたらいいんだ」という不用意なひと言により、門扉からやり直しを命ぜ?られる。
バイオリンを弾く姿勢は、いつにも増して、胴体と腕が一体化している。バイオリンと弓を持ったまま、胴体を動かさないで、腕を動かす練習をする。上下、前後、左右(胴から離して引き寄せる)。「なんか新鮮です」 「ということは、普段そのように体を動かしていないってことですね?」。
めずらしく肩当てを忘れてきたので、教室の肩当てで、合いそうなものと合わなそうなものを体験してもらった。合いそうと選んだのはWOLF2種。パッドの分厚い奴だ。合わなさそうと選んだのはマッハワン。やはりHAYATEが一番良さそうですね。

左マッハワン、カーブの形状がちがう2種。右WOLF2種。
5/26(火)
土曜日ノリさんに「せんせー、アンサンブルレッスンの3楽章って、レッスンビデオは無いんですか?」と聞かれ、そういえば撮っていなかったことに気づく。当初3楽章は経験者さんだけ、初心者さんは見学で考えていたからだ。でも見学しているより、弾けるところだけ、小さい音で参加したほうが楽しい。
それで今日ビデオ撮りして掲載した。先生は動物と遊んでばかりいるのでは?疑惑があるようだが、かようにちゃんと仕事もしています。
5/30(土)
今日はシブさんが久しぶりにレッスンに来た。シブさんはバイオリン教室 最古参の生徒さん。14年間だいたい毎週 来てくれていたのだが、家の事情で数ヶ月休んでおられた。今月末にある宇治フィルの本番もお休みする。
そこで先生は、6/7のアンサンブルレッスンに誘ってみた。バイオリンパートより簡単やねん、とか理由をつけて、ビオラの譜面を渡す。ビオラは今タナさんだけなんで、間違えても「てへ」って言えばしまいやから。HPに参考ビデオもあがってるから。
と、そこまで言って気づいた。ビオラパートは個別のレッスンビデオを撮っていない。それはタナさんが上手やから、要らんと判断したのだ。さすがに8日前に楽譜を渡してレッスンビデオなしはヒドイ。というわけで、シブさんが帰ってからすぐビデオ撮りした。
5/31(日)
神戸フェニックスフィルへトレーナーに行った。今年の曲は、スッペの騎兵隊、シューベルトの未完成、リムスキーコルサコフのスペイン奇想曲、レスピーギのローマの松。
アマオケではありえないプログラム。ソリスティックな演奏箇所の多さ。借りる楽器が多い。その奏者に加え、金管楽器のバンダ(別働隊)あり、録音で小鳥の鳴き声を流す箇所あり、で人手がいる。ソリストの馬渕清香先生は大喜びしそうだ。
13時からの練習に、9時から1人レッスンをして、10時出発。とかく神戸は遠い。トレーナーと言っても特に時間や役割は与えられていない。tuttiのあいまに適宜役立ちそうなことをコメントする。終わったらぴゅ~っと帰る。
今日は1日まるまる仕事だったぞ!と思ったら、帰りに傷ついたアゲハ蝶を拾ってしまった。やっぱり動物(生物)のあいまに仕事してる?

6/3(水)
毎週水曜に来ているコユちゃんはカウントが苦手だ。だんだんスムーズに読めるようになり、課題曲をこなしてきたが、ついに教本は「人魚のうた」まで進んだ。「人魚のうた」は3拍子で、3拍目と次の1拍目がタイでつながっている。色んなやり方を試みたが、コユちゃんには難しい。一旦パスして進むことにした。
そして先週は「シェリトリンド」に来た。3拍子でタイがある、2つめの曲だ。先生は「う~ん」と考えて、おもちゃの虹色木琴を出してきて、ドソソ・ドソソと叩いてみることにした。
「シェリトリンド」はニ長調。写真の左から2番目、緑のレが「ド」になる。6番目オレンジの板が「ソ」だ。コユちゃんと保護者さんに1つづつ渡し、2人でドソソと叩いてもらう。先生のバイオリン演奏と、3人でアンサンブルだ。
一週間後の今日、はたしてコユちゃんは「シェリトリンド」が弾けるようになったのか?
なった!
すごいぞコユちゃん。
先生:それで合ってるから、もう少し速く弾こうか。その方が雰囲気が出るんだよ。これはイタリアかどっかの曲でね、
コユ:メキシコ
先生:えっ?メキシコ?
コユ:メキシコ民謡って書いてある
先生:そそそうだね。まあイタリアもメキシコも日本人から見たらね、なんかこう、ノリがあっちだからね!

6/7(日)
京田辺のエチュードでアンサンブルレッスンがあった。合奏していた時間より、アフターのご飯・お茶時間のほうが長かったが。
合奏全体の完成度を良くしようと熱くなってくると、以前と違うことも言ったりする。「えー先生、レッスンで言ってたことと違うよう」と顔で返事をかえす生徒さんがかわいい。
収容人数がいっぱいで、ダブルブッキングも多い(3-4回に一度の確率)ので、次は井手町の集会所でやれないか考えている。アフターも、銘木カフェ志木あり、テオテラス(町役場のカフェ)ありで、万全だ。
帰宅して、しばらく倒れたあと、スマホで撮ったビデオを編集して ブログにアップ する。それから必要な生徒さんに、今後のレッスンや練習について連絡する。終わったらフォトブックを作る。
人によりいつ伸びるかは違うが、今回前進が見られた生徒さんが幾人かおられた。選曲と強化ポイントの狙いがうまくハマったかな、と思う。
よその教室から移ってくる生徒を見ていると、ぎゅうぎゅう圧をかけられて難易度の高いことがこなせるようになっているが、身体の使い方に無理がある。特に子供時代に習っていて、大人になってから再開する方。中高の器楽部や大学オケで始めた生徒さんも、これに該当する。
そのままだと加齢とともにドンドン弾けなくなるので、教本の難易度を落として基礎からやりなおす。森悠子先生も「基礎とは体の使い方」とおっしゃっている。
ただ、ぎゅうぎゅう圧をかける手法も、一理ある。子供の生徒はこのやり方で結構弾けるようになる。ただし、弾けるようになる子より、脱落者のほうが多くなる。
また最近気づいているのだが、易しく丁寧に(だけ)育てていると、ちょっとプレッシャーがかかっただけで弾けなくなる。「易しく丁寧」戦法は、”私はできる”感を育てにくいためだ。この点、ぎゅうぎゅう体験済の生徒は、間違っていても気合で弾く。だから「ぎゅうぎゅう」戦法も使い方次第なのだと思う。

6/11(木)
ビオラの生徒さんが肩当てHAYATEを買いたいというので、メーカーさんとやりとりしている。HAYATEはカスタムメイドしやすい構造で、生徒さん1人1人に合わせて仕様を変えることができる。今回はロッド(芯棒)の長さを特注してもらえることになった。価格は一緒だ。製造の手間が一緒だからだ。さすが小さなメーカーは小回りが効く。
生徒とやりとりする中、自分のビオラと肩当HAYATEを測りなおすためビオラケースを開けたら、A線が切れていた。がびょーん。このところA線ばかりが切れるのは、バイオリン用L型アジャスターを付けているため、ボールエンドの箇所をペンチでつぶしているからだろうか? ペンチでつぶすワザは、枚方くずはの工房で教わった(分数弦は分数アジャスターに入らないことがあるため)のだが。
丁度木曜日なのでアイラブストリングスで弦を購入することにしたが、まービオラ弦の高いこと! 同じドミナントでもバイオリンの倍近い値段だ。ドミナントから節約するならヴィジョン、と枚方の職人さんは言ったが、値段は1割も下がらない。
それにしても世の中、弦の種類が多すぎる。私は悩まないことにした。バイオリンはドミナント、ビオラはヴィジョン。弦や松脂の違いなど、腕の違いには はるかに及ばない。
6/14(日)
神戸フェニックスフィルの練習日。トレーナーという肩書を頂いているが、まあだいたい行って弾いているだけだ。だから個人レッスンを優先して、可能な範囲で参加している。
今回は馬渕清香先生をコンミスに招聘するためソロの多いプログラム。練習では私がそのパートを弾くので、例年よりは役に立っている。
トレーナーを拝命して私が一番やりたかったのは、指揮者の先生にモノが言える雰囲気にすることだった。チェロ・ビオラはそうでもなかったが、バイオリンパートはかなり萎縮していた。私より先にトラに加わっていた元旦那が、「1stの音が弱々しいんだよ。技術レベル的にもっと弾けるはずだけど」と言ったとおりだった。
私は指揮者の先生は怖くなかったが、tuttiの最中に進行をとめて発言するのはかなり怖かった。けれど発言しているうちに、思ったことを言っていーんだ、という雰囲気が醸成されて、キーマンのイダくん・一部女性陣などがはっきり喋るようになった。10年前に比べると随分変わったなと思う。
私の本懐は「個人の弾き方改善」なので、それがしたいことなので、そろそろ居なくなってもよさそうだなと思う。自分の技量が生かせる生徒たちが最近増えて、とても嬉しい。なんとか彼女たちに成果を出させてあげたい。

6/15(月)
この5-6月、サイズアップする子供の生徒さんや、新規の生徒さんが何人か、バイオリン・ビオラを買ってきた。
ちまたでは、指定の店・指定の楽器を買ってもらう方針の先生もいれば、具体的な店やメーカー名をあえて言わない先生もいる。私の教室では、お勧めの店・選び方・買い方 の説明はするが、どうするかは生徒さんの自由だ。メルカリやヤフオクで買ってくる生徒もいる。(そういうところで買うとどうなるか、の説明もしている)
いずれにしても、先生は使いたおした方がいいと思う。使いたおすとは、分からないことは何でも聞く・質問攻めにする、という意味だ。
先生が勧めた店へ足を運んだときは、先生の名前を出したほうがいい。先生としては店での自分の知名度があがるので、それを喜ばない先生はいない。
以前は「お店で私の名前を伝えてくださいね」と言うのは控えていた。自分を売り込もうとしてるみたいで。けれど生徒の話を聞いていると、先生の名前を出したほうが得することが多いようだ。少し値引きしてもらえたり、おまけに付属品をもらえたり。それで最近は、先生の名前を出すよう伝えている。
クロサワバイオリンでは最近セットバイオリンの割引優待があって、生徒には優待券を持たせたり、先生の名前を出すように言っていたのだが、十分に話す時間の取れなかった外部教室の生徒は(私の名前を言わなかったらしく)正価でビオラを買ってきてしまった。
割引やおまけはタイミングやご縁もあるのでしかたない。それより品質がちゃんとしたものが手に入ることが大事だ。
リラちゃんの3/4分数バイオリン購入に付き添ったときは、先生がいたので特別値引きもしてもらえたし、おまけの付属品ももらえた。最初KUNの肩当てを付けてくれようとしたのだが、リラちゃんは既にHAYATEを使っていた。そこで私が、代わりに○○(KUNより安いもの)を付けてもらえないでしょうか?と問うと、担当のトモさんは悩みだした。トモさん曰く、KUNの肩当ては一度に大量に仕入れるから単価が安いのです、と。けれど帰る間際トモさんは、お付けしましょう、と言って、その付属品を渡してくれた。その節はありがとうございました。

熟したプラムは無くなっていた。。
6/26(金)
水曜日から曇りとなり、木・金はすさまじい悪天候。京田辺市の同志社前でやっているレッスンも今日は休講にした。暴風雨も金曜午後からマシになるとの予報だったが、電車運行への影響は遅れて出るので、帰って来れなくなるかもしれない。
庭のプラムはどうなったかなあ、そろそろ食べ頃のはずなんだけど・・と夕方見に行ったら・・無かった! 犯人はわかっている。庭でピヨピヨ鳴いている奴らだ。
6/27(土)
桐朋学園「子供のための音楽教室」主催の久保田巧先生のレッスン聴講に行くはずが、悪天候でJR奈良線が止まっていた。
受講生は小1から中学生。曲は、うちの生徒でもやっているバッハのブーレを始め、バッハの無伴奏、テレマンの無伴奏。ラロのスペイン交響曲、ヴィエニャフスキの協奏曲も、ヒカちゃんなら弾くだろう。数日前から楽譜をとりそろえて自分でも弾いてみて、楽しみにしていたのに。。
JR玉水駅から徒歩30歩の銘木カフェ志木に行くと、パイノッソさんのランチ・ドリンク提供日だった。黒糖ミルク タピオカドリンクを飲みながらボーッとしていると、非電化工房のオンライン塾の日だったことを思いだした。ビデオ参加で申請していたが、急遽zoom参加することに。

6/28(日)
日曜夜のNHK大河ドラマ、本編終了後に続けて放映される「紀行コーナー」のBGMが変わった。
先週までは、主題歌をチェロ・コントラバスの二重奏にアレンジした曲だった。奏者はN響の西山兄弟で、演奏も、編曲も恐ろしく素晴らしかった。(主題歌そのものはかなりイマイチ) 編曲だれよ?と思ってググると、音楽クリエイターのsoup-majo氏だとか。誰それ!?
今夜はさらにたまげる。ビオラ・チェロの二重奏曲に変わっていた。素晴らしすぎて「紀行コーナー」の内容がまったく頭に入ってこない。N響の中姉妹による編曲・演奏だとgoogleさんは言う。あんなに素晴らしい編曲ができて、あんなに素晴らしい演奏もできるわけ? ゆるさん! いや、うらやましい! ほんまにそれビオラとチェロでっか?てな音が次々として、その解析にすら脳は追いつかなかった。

