生徒さんの演奏姿をビデオで拝見し、メールでアドバイスをお返しするレッスンを始めました。対面レッスンと組合せて、ご利用いただけます。
※YouTubeの操作は2020年時点のものです。使う端末によっても異なります。
(1)ビデオを撮影する
見てほしい曲や基礎練習の映像を、全部で2~3分になるよう撮影してください。
<例1> 課題曲を最初から最後まで
<例2> スケール1分、課題曲1分、好きな曲1分
腕や楽器が全部、画面の中に入るようにしてください。下半身はあってもなくてもいいです。
正面・右側・左側の3方向から映してください。
1人で撮る場合は、カメラに 向かって自分の向きを変えましょう。
画面は、横向きでも縦向きでも構いません。
腕や指の動きを見てほしいときは横向き、全身を見てほしいときは縦向きにするといいでしょう。
(2)YouTubeにアップロードする
①Web版の場合、画面右上のビデオカメラのアイコン をクリックして進むことで、動画をアップロードできます。
②アプリ版の場合、画面下の中央にある (+) アイコン をクリックして進みます。
どちらも見つからない場合、以下のような原因が考えられます。
①ログインしていない(アップロードは、IDを作って、ログインしていなければ、できません。)
②「YouTubeアプリ」がインストールされていない
(3)付与されたURLを教えてください
アップロードが無事終了すると、URLが付与されます。スマホでURLが見つからなかったが、パソコンでYouTubeにログインしたら発見できた、という報告も頂いています。
(4)48時間以内に、アドバイスをお送りします
次の対面レッスン時に、代金をお支払いください。m(_ _)m
2週間以上レッスンに来れない場合は、お振込みをお願い致します。
バイオリンの生徒さんに実際にお送りしたアドバイスを、ご紹介させていただきます。
とても上手で、良く練習している様子がうかがえます。
①体の軸に対して、楽器と両腕が左へ回り過ぎです。
胸のあたりから意識して、顔を前へ向けましょう。
最終的に、まっすぐ前でなく、すこし左を向いてるくらいはOKです。
右手が痛いのも、弓が黒いところ(指板)へ行ってしまうのも、上記の向きを修正したら改善すると思います。
楽譜を読む必要のないときは、メガネをはずして遠くを見ながら弾いてください。
見る場所を決めると、やりやすいです。
②左手首が時々くたっと内側に折れまがります。
いつもストンとまっすぐに。
親指がすこし上に出すぎ。
③右手の小指をまあるくして、弓の上に置きましょう。
上記の文面をお送りした保護者さんからは、以下のような返信を頂きました。
いただいたアドバイスを本人に読んでもらってから弾いてもらいました。
最初から驚くほど弓がぶれなくてびっくりしました! 思わず「ついでに、弓まっすぐってのも意識してるの?」と聞いてしまいました。「そんな意識はしてない」と言っていました。
メガネを外して遠くの一点を見る、というのは非常にわかりやすく、すぐに実践しやすかったようです。
この方式でレッスンを受けた生徒さんたちからは、「わかりやすい」「すぐ実践できた」と好評をいただいています。
対面レッスンだと 気づいたことを順に喋っていきますが、動画を拝見してコメントする方式だと 推敲してから文章化します。
そのため[より伝わりやすい言葉選び][取り組むべきことの優先順位づけ]した内容をお届けすることができます。
何度も読み返すことができる、という利点もあります。