バイオリン・ビオラ・チェロが上達するお茶碗の持ち方。
良い例と悪い例の写真を掲載しました。
どちらが上達する持ち方でしょう?
ヒント。
美しい女優さんがいたとします。家でご飯を食べているシーンがあって、お茶碗を持つ手がアップになったとします。どちらがその女優さんの手でしょう?
前者が良い例、後者が悪い例です。
悪いとは、パフォーマンスが低く、指を痛める持ち方という意味です。
立ち居振る舞いが優美な女優さんは、後者のような持ち方はしないと思います。
●てのひらが平ら
●手根骨からお茶碗を持っている
手根骨とは、手首からてのひら側へ、小石のように置かれている8つの骨。
●親指の付け根の筋肉が、てのひらから分離している
良い写真は、てのひらと親指のあいだに境目があるのに、悪い写真は連続している。
●親指と人差し指のあいだの谷間がV(ブイ)
悪い写真はU(ユー)、または片仮名のコのよう。
●親指は、人差し指のとなりに並んでいる
悪い写真は、親指は、人差し指と向かいあっている
●4指の第3関節は伸びていて、第2・1関節はゆるいカーブ
悪い写真は、第3関節が角ばっていて、第2・1関節は伸びている。
手&指の使い方については、左も右も基本は同じです。
バイオリン・ビオラを弾くことより、お茶碗を持つことの方が、ずっと簡単だと思いませんか?
日頃の手指の使い方がよくなくて、バイオリンだけが上手に弾けるということは、ありません。