12/2(火)
町内のオーガニック食品店 大西商店で、しめ縄作りのワークショップがあった。リース型のものを作ったが結構上手にできたと思う。ご満悦。ダーニングより楽しい。縄ないは、冬の農閑期にぴったりの作業だと思った。

12/7(日)
滋賀県高島市へ、知人が開催している土壁塗りのワークショップへゆく。6/29に右足かかとを骨折してから、かようなイベントに参加するのは初めて。さすがに踏ん張れない足では皆と同じように作業はできなかったけれど、土壁塗りは思っていた以上に楽しかった。自分が6月に稲ワラをすきこんで練った土だけに、愛着もひとしお。左官職人の親方と、後を継いだ息子さんといっぱい話せたのも、楽しかった。
12/12(金)
非電化工房のロケットストーブ制作ワークショップに参加するため、栃木県那須市へ出発。金曜の京田辺教室レッスンを休講にしたのは、台風が来たとき以外では初めてではないか。
土曜10時から始まるので、JR黒磯駅にあるチャウスというところに前泊する。木材多め・樹脂少なめ・電磁波少なめの宿で、体が楽だった。ビジネスホテルやリゾートホテルは恐ろしすぎて泊まれない。
12/18(木)
再び滋賀県高島市へ手伝いに行った。最寄りのJR玉水駅からは、30分で京都駅へ出て、湖西線に45分ほどゆられる。乗り換えが1回だからすごく近い気がする。
今日は土壁の基材となる竹小舞の材料を、竹林から切りだす作業。疲れたけど楽しかった。こういう土方な日々は久しぶりだが、やっぱり性に合っている。都会で遊ぶより快適だ。

足場のレンタル代節約のため、屋根裏の壁は年内に完成させた。来年3月から1階。
12/30(火)
JR駅前の玉水夜市にて、私のおごりで大家さんと晩ごはん。骨折で色々お世話になった御礼にご馳走したかったのだ。
銘木カフェ志木のチエリーは、本当にすごい場所をこしらえた。ふだん金曜と土曜の晩にやっている玉水夜市は、ほどよい規模の出店に、ほどよい人数の人々が集まる。
1/14(水)
これまで自己流でやっていたダーニング。大西商店のワークショップに参加してみた。木津川市加茂町から来ている先生にコツやワザを教わる。気がついたらでかい穴の開いていた靴下と、穴が開きそうな靴下の2足4点を持っていったが、1点しか直せなかった。美しく修繕できた靴下を履くのは気分がいいが、2時間の作業は眼がつらい。
1/17(土)
ヒロくんのおばあちゃんはステンドグラス作家で、家は作品と材料でいっぱいらしい。おばあちゃん曰く「もっと作りたいが、完成した作品がはけないと新作の置き場がない」と。それでヒロくんのお母さまが、先生もらってくださいとスタンド灯を持ってきた。もらってしまうには素晴らしすぎる作品。大西商店のチャリティバザーに出してはどうかと思いつく。今日はヒロくん達と先生で、「大西商店に差し上げるので置いてみてください」というスタンド灯を1つ持っていった。
1/20(火)
12月の非電化工房ワークショップで作ったロケットストーブに火入れした。ロケットストーブは屋内でも使える機構らしいが、初体験なので外で試した。挫折したことのある友人によると、最初の火がなかなか付かないらしい。それで安易に新聞紙で着火したら、新聞紙の灰が粉雪のように舞って、屋内で新聞紙はNGなことがよくわかった。
お湯を沸かしてみると、案外すぐ沸騰し、お茶の味はゲキウマだった。ヒトは扱いの難しい「火」を使うことから遠ざかり、電気やガスで煮炊きしたり暖を取ったりしているが、簡便さと引き換えに「おいしさ」や「あたたかさ」の質も失っていると思う。無肥料の野菜を食べなれていると、化学肥料で作った野菜のまずさは吐き出したくなるほどだ。
先日レッスンルームに火鉢を出したら、ヒーちゃんのレッスンの間じゅう、妹のリーちゃん(小学校低学年)は火鉢を抱っこして放さなかった。ヒーちゃんにシールを渡すと飛んできて、自分がシールを選ぶのに、来なかった。

1/12に里親さん宅に迎えられたヤギだが、お世話は一筋縄でいかない。なんせヤギだからして。関係者の誰もが人生初だ。
カカが食事を考えて、変えてくれた。野菜中心の食事だとウンチがゆるくなるそうで、主食は香ばしい牧草に変わった。岩塩も置いてもらって、見るからに健康そうになってきた。
ほどなくして里親さんが左顎のできものに気づいた。かなりハッキリと膨らんでおり、山で暮らしていたときには無かった。ワクチン接種をどうするか、といった課題もあり、一度 獣医さんへ健康診断に行ったほうがよさそうだ。どんな動物でも診てくれるかかりつけ医のような木津川市の病院と、エキゾチックアニマル専門の獣医さんが時々いる病院を教える。エキゾチックアニマルとは変な呼称だが、おおまかには犬猫以外の動物をさす。
ヤギが暮らし始めて何週間か経つと、周辺がヤギ臭くなってきた。今は真冬だが、気温が上がってきたら大事になるかもしれない。想定されるべき事態なのに、なってみて初めて問題に気づく。
微生物が代謝して吐きだした成分が、匂いの元となる。垢や汗や尿そのものが臭いわけではない。ウンチはその組成自体が微生物だから臭いのだ。1/3が腸壁(垢)で、2/3が微生物と言われる。シャンプーは抜本的解決にならず健康にもよくない。(人間も同じ)
里親さんがウンチは箒と塵取りで集めてコンポストに入れていたが、尿が回収できない。ヤギは糞尿をする場所のしつけが難しく(不可能ではないが)、どこにでもオシッコしてしまう。糞もコンポストで分解しきれなくなってきた(コンポストがヤギ臭くなってきた)ので、時々私が持ち帰り、うちの庭の微生物たちに分解させることにした。
更に、ヤギの口がとどく範囲内が、むき出しの土になってしまった。引きとったころの写真を見ると、枯草でふわふわ覆われている。きっと食べてしまったのだろう。ヤギのおしっこはアルカリ性が強いため、草が生えてこないことが心配される。樹木への影響もありそうだ。このまま雨季や真夏になったらどうなるのか。とりいそぎの対策として、玉川沿いから枯葉を集めてきてグランドカバーする。
日々少しづつ枯葉を運んでいたら、ヤギ臭さが和らいできた。枯葉の微生物により、この土地の微生物叢が良くなって、ヤギの糞尿の分解のされ方が変わったようだ。
里親さんが稲わらともみ殻を買ったと言うので、そんなもんどっかにあるはず、と捜した。三田市の自然農の友人からもらえることになったが、どうやって運ぼう?

里親さん宅で幸せそうなヤギ 香箱座り
1/27(火)
枚方でバイオリン弓の毛替えをした帰り、JR京田辺駅の近くの美容院で髪をカットしてもらう。2008年に京田辺市に越してきてから、井手町に移ってもずっと、髪のカットはここでお願いしている。
地に足のついた真っ当な仕事のやり方をしている店が好きで、品物にしろサービスにしろ、そんなお店を見つけたら長くつきあう。京田辺市~井手町に暮らして18年、そんなところが沢山できて居心地よく暮らしている。
組織は大きければ大きいほど、真っ当でなくなってゆくと思う。提供者と受け取る者の距離がひらくからだ。仕方ないのかもしれない。でもできるだけ利用したくない。GAFA(ガーファ)のような会社が一番嫌いだ。違法でなければ何をしてもいいのか。それどころか彼らは、お金の力で法を変えてゆく。
ISD条項というのをご存じだろうか? TPPなど自由貿易協定に付される特約だ。外国企業が、進出先の国家の政策や規制により損害を受けた場合、その国を訴えることができる。敗訴したことはないらしい、という恐ろしい条項だ。今や国家よりグローバル企業のほうが強いのだ。
美容院のあとは、すぐそばにある カフェ オリーブの樹 に寄った。普通のコーヒー450円のとなりに、ネルドリップコーヒー550円と書いてあって、それを頼んでみた。おいしかった。また来たい。ベーグルも買ってみたがイースト菌を使用しているように感じた。

2/3(火)
火曜22時のNHKドラマ「テミスの不確かな法廷」が面白い。朝ドラ「虎に翼」で渋面の裁判官を演じた松山ケンイチが主役と知り、見始めたが、まったく違う人物像の演技に驚嘆している。トマト農家にしておくのはもったいない。(インスタでは自称トマト農家らしい)
予告をみていたら来週から免罪事件の話になるという。最近ひっかかったニュースが頭に浮かんだ。
1948年に施行された刑事訴訟法。再審の申し立てが難しいことから、免罪と疑わしい事件が放置されてきた。その見直しが2025年から行われているが、検察側に有利に決着しようとしている。という報道だった。(のちに第8話 最終回の劇中で、見直しの最中であることがセリフとして出る。)
「虎に翼」も実話を基にしているが、ドラマの筋立ても素晴らしかった。1963年の原爆裁判(原爆投下は国際法違反、国は国民を守らなかったとして、国を訴えた)をシメに配置せず、1973年 尊属殺人の重罰規定をくつがえした裁判をラストに持ってきた。(尊属殺人とは身内による殺人。他者による殺人より、格段に罪が重いとされる規定だった。)
再審請求は、有罪判決を出した裁判所に申し立てる。この時点ですでに不利だ。(窓口は中立的な機関であるべき) そして決定的に再審を阻むのが、検察の「証拠開示」と「不服申し立て」にある。
検察は国費で証拠をあつめ、自分に有利なものしか出さない。弁護側は、検察側が出していない証拠は存在自体がわからない。裁判所に再審請求を受理してもらうには、無罪の証拠を自費で集めるしかない。
裁判所が再審請求を受理しても、検察は「不服申し立て」ができる。国民のために存在すべき組織が何故そこまでの権限を持つのか、わけがわからない。起訴に自信があるなら同じ主張をすればいいのでは。
再審請求の審議、不服申し立てに対する審議も、ひきのばされる。待っている間に死刑が執行されてしまうこともある。
出世する裁判官も、国(公的機関・大組織・大企業)と個人の権利をはかる審議会etcも、国側に有利な人選がされている。その偏りは ここ13年で一層強化された。
そもそも検察が起訴する刑事事件の99.9%以上が、検察側の勝訴となるのは、異常だ。検察自身のプライドだけでなく、「検察がまちがえるはずがない」との市民感情も異常事態を支えている。
人はまちがえる。検察だってまちがえる。認めて謝ろう。私の出自家庭はまちがえたことを認めて謝るのが不得手だった。と振りかえって思う。自分を変えようと今努力の最中だ。

2/8数年ぶりの積雪
2/8(日)
近年まれにみる積雪。コヤギの様子を見にいった。トトが小屋をグレードアップし、雪が吹き込まないようになっていた。ヤギは集団生活をいとなむ動物で、汐見商店サロンのジジも「二匹以上で飼うんだ」と言っていた。コヤギは他のヤギに会ったことがなく、人間を仲間だと思っているよう。誰かの姿が近くにないとさみしがる。
2/10(火)
里親さんがヤギを1/31に木津川市の獣医さんへ連れていったが、かかりつけ医さんだとヤギは専門外であるし、できものの件はよく分からなかったようだ。
できものが更に大きくなってゆくので、ヤギは、エキゾチックアニマル専門の獣医さんがいる病院へ連れていかれた。待合室でも診察室でも、なんて可愛い子なんでしょう!と言われたらしい。そうでしょう、そうでしょう。
できものは切ってみたら膿が出て、細胞は精密検査に回してもらったそうだ。切って以降は小ぶりな状態を保っている。山での暮らしが過酷だったのか。びっくりするほど高額な診察料だったらしい。
切る処置のため里親さんが退室しようとすると、ヤギは、「僕を置いてくの!?」と見せたことのない表情でメーメー鳴いたそうだ。ヤギにとっては災難だが、このうえなく可愛かったらしい。
体重は10kgとな。何月生まれか分からないけどそろそろ1歳のはず。なんて小さな子なのだろう。

2025年12月に一時保護したときのコヤギ
2/14(土)
環境破壊に権益肥大化のオリンピックは、もう止めたらいいのにと思うが、フィギュアスケートは観る。
りくりゅうペアが団体戦ですばらしい演技をしたが、そのインタビューへの答えがすごかった。「いつでも練習通りに滑れるようになった(滑れる自信がある)」 どーです。奴ら(ハルマとか)に爪の垢を煎じて飲ませたい。言い切ることで自分への戒めにしている側面もあるのだと思うが、すばらしい。彼らがスロージャンプの修正をしている様子を観たことがあるが、ミリ単位で直そうとしていて、バイオリンの練習と同じだと思った。
また男子個人戦ですばらしかったのが、順位が決まって大喜びをしている鍵山優真の姿だ。鍵山は前回オリンピックと同じ銀メダル。しかもジャンプで転倒するなど不本意な出来。本来であればうなだれているシーンのはずが、盟友の佐藤 駿が3位に入った。
彼らは子供のころから切磋琢磨しあった同じ歳。シニアになり表彰台の常連となった鍵山に対し、佐藤はなかなか結果が出せない。その佐藤と自分が2位3位となったことに飛びあがって喜んでいる。
鈴木明子が引退を決めていた年、全日本で人生初の1位になって、織田信成が号泣していたシーンを思いだした。
男子個人はSPでチャ・ジュンファン(韓国)が、滑走順=世界ランキング以上に良い演技をしたあと、解説の町田 樹が「チャ・ジュンファンの点がFP最終グループ、つまり上位6名に入るか否かの境目になるだろう」と言ったのがピタリと当たった。攻めた解説がはまった。
というワケで毎日フィギュアスケートへの愛が炸裂中。手に汗にぎりながら観ている最中は「もっと自分に厳しく練習しなくちゃ」と思うが、テレビを消した瞬間に忘れるのが残念なところだ。

青草を食べたくて、必死で体を伸ばすヤギ。
2/16(月)
テラさんが亡くなった黒ラブに使っていたオムツや小道具を、ヤギに持っていってあげた。病院に連れて行ったとき「お尻がでかくて、大型犬用なのにキツかった」とカカが言っていたオムツも、別メーカーの更に大きなものがあった。日本で買える犬用オムツの一番でかいやつらしい。
2/19(木)
ヤギが生活圏の外に生えている青草を食べたいと、リードをぐいぐい引っぱってお尻でアピールする。カカの許可を得、枯葉運び・ウンチ掃除にあわせて、散歩ボランティアもすることになった。ヤギ臭は枯草で改善できているが、草の再生は一時的にヤギをどかせないと(=オシッコを除去しないと)ムリではないか。これから気温が上がってゆくと衛生面が心配だ。
2/20(金)
京田辺教室へレッスンに行く前に寄ると、ヤギは車の下に入り込んだり、後脚で立ち上がって前脚でキックをしていた。遊んでほしいのか?
2/28(木)
気がつけば樹皮がめくれている。頭突き?とも思ったが、どうやら食べているらしい。食べ物への不満、遊び足りなさなどが原因だろうか。このままゆくと樹木が枯れてしまう。青草>枯草>木の皮、という順で好きなようなので、枯草を切らさないようにする。
また人に対して頭突きをすることがふえ、後ろ脚で立ちあがり前脚でキックを繰り出すようになった。「遊ぼう」と言っているのだ。ヤギの習性だから仕方ないといえば仕方ないのだが、除角してないので頭突きは危険だ。どうしたらおさまるだろう。

ヤギに樹皮をかじられた
2/24(火)
奈良市の動物保護団体にときどきボランティアに行っている。まだ日が浅いので小型犬の担当だ。7時半に家を出て9時に到着。カゴと部屋の掃除、1匹づつ散歩、水と餌の交換、チェックシートへの記入、残れる時間があれば遊んであげる。
今日はそのあとヤギの世話の手伝いに行った。ウンチ掃除、ワラや枯葉を均一に敷きなおし(時々山から運んできて追加する)、敷地内を散歩させ青草を食べさせる。保護したころは、可愛らしい小学校低学年の男の子のようだったが、最近はツンデレの中高生になっている。
午前午後と動物たちの波動を浴びて帰宅するとふらふらする。体の違和感がすごい。人間(私)とか人間の家って波動低いんだ。と思い知らされた。
小型犬のお世話をしたあと、そこにあった石鹸で手を洗ったら、香料の匂いが取れなくなってしまった。マイクロカプセルと呼ばれる吸着剤(イソシアネート)のせいだ。夜になっても気分が悪い。いつまで持続するのだろう。
犬猫のウンチが臭いのも食べ物が主犯だと思う。シードを食べさせている小鳥はかぐわしい匂いがする。緑の草や枯葉を食べているヤギも、体調がいいときは香ばしい匂いがした。生き物の体には、細胞の数より多い菌が住んでおり、彼らの代謝物が体臭を決める。

