6/4(水)
非電化工房、野草茶(5/23)の次の課題である「納豆」が完成した。人に食べさせて感想を得る、という宿題はなかったので、生徒に犠牲者は出なかった。
6/5(木)
NHKの音楽番組「クラシックTV」を見ていたら、Vn毛利文香・Vn小川響子・Va田原綾子がブラームスの弦楽六重奏 第1番 第2楽章を弾いていた。すばらしすぎる。VaVc4人だけの出だしで既に鳥肌が立っていた。毛利さんをしっかり見たのは2010年の音コン以来。「バイオリンがちょっと上手な高校生」くらいの印象だったが、別人のような弾きっぷりだ。
クラシックTVではときおり極上の室内楽が聴ける。少し前、石上真由子・金子鈴太郎がモーツアルトのディベルティメントを弾いていたが、これも素晴らしかった。毛利さんも石上さんも、弦楽アンサンブル「石田組」で姉御と呼ばれているVa須田祥子さん並みの貫禄が出てきた。
これまでで一番感動したのは「3人のコンサートマスター」の回で放映された篠崎史紀・石田泰尚・長原幸太のニムロッド。こんなコンサートがもしあったら行きたいけど、ぜってえ無いだろうなあ。
6/6(金)
7/6大人のための おとあわせ会の演奏順が決まった。私の合同レッスンや発表会では、生徒さんにサイコロを振ってもらう。自分の運命は自分で決めるのだ。一番最初と一番最後がイヤなのはみな同じで、3か4の目を出したがるが、そう都合よくはいかない。奈良から熱心に通う大人初心者のカナさんも、6を出してしまった。「私の演奏を聴いてからランチになるのは、食事をまずくしてしまわないか」と心配していたが、大丈夫です。上手に弾けていますよ。
6/15(日)
京田辺のインターナショナルスクールに通うリラちゃんが、バイオリンレッスンを休止することになった。7年生になり、学校の授業とクラブ活動で忙しくなったからだ。今日はお母さまとご挨拶に来てくれた。バイオリンを習っていて一番楽しかったのは おとあわせ会 だそうだ。いつも手間をかけて企画しているので、嬉しい。
6/27(金)
アイちゃんとユウちゃんが、同志社国際のなんやらで、G線上のアリアと短い讃美歌を演奏したらしい。アイちゃんは今日のレッスンにやってくると、「左手のふるえは震度7で、心臓は普段の拍と拍のあいだに1拍増えていた」と報告してくれた。彼女は言葉の表現のセンスがある。
7/7(月)
6/29畑の溝に右足をつっこんで負傷。大家さんに田辺中央病院の救急外来へ連行される。翌 月曜日、整形外科を受診すると、「明日入院、あさって手術しましょう」と優しくて男前な先生に説明され、「はい」と2つ返事。ピアノ伴奏 佳子先生の「大学時代の先生が男前だったら、私はもっと練習した」との弁を思い出す。
術後の夜中は痛みに苦しんだが、木曜から順調に回復。最短の土曜日に退院。大家さんは「歩くな」「動くな」「階段のぼるな」と何かと気にかけてくれ、入退院も送迎してくれた。7/6(日)は 大人のための おとあわせ会(合同レッスン)を無事に終える。
さて月曜日、裏口で手が足らず困っていると隣家の大家さんの気配が。ゴミ出しをお願いしたくて「助けて~」と呼ぶと、「うろちょろしたらアカン」「おすわり!」と言う。そのうち「お手!」と言われるかもしれない。
足の負傷、その後については、日々の暮らし2025夏 に綴ります。