お気に入りの掃除機があります。25年前に枚方市で買ったもの。デザインが落ち着いていて、重厚で、実直に働いてくれます。もう高齢なので私より先にお亡くなりになるでしょう。

でもイマドキの掃除機はいやだ。軽くて安っぽくて、騒がしいオモチャのような音がする。消費者が安い家電製品を望み、メーカーが消費者におもねって製品作りをしていった結果、現在のラインナップになってしまったのだと思います。

全自動洗濯機は30~40秒の脱水ボタンを良く使っていました。シワになって欲しくない服はそうします。また春から夏へ向けて、脱水時間を徐々に短くします。陽射しが強くなると、洗濯物が乾きやすくなるからです。真夏は、手でしぼって水滴がポタポタ落ちていても、数時間で乾きます。

ずっと国産メーカーを使っていたのですが、あるとき安さに目がくらんでAQUAというのを買いました。すると、何分もかけて脱水しても、十分に水分が抜けないのです。曇った日や冬場、困りました。

洗浄と脱水を1つの槽にするとムツカシイんだ。日本メーカーは優秀だったんだ。みなが値段で家電製品を選ぶから、技術のノウハウが失われてしまいました。

マイナスイオン機能付きのドライヤー。髪がサラサラになるので喜んで使っていましたが、なんだか気分が悪くなることに気が付きました。
京田辺の小さな電器屋にはマイナスイオン付でない商品がなく、大きな電器店へいって聞いたことのない新興国メーカー品を買いました。頭に近づけて使うものだから、安全性が気になります。

脳は脂肪の割合が高く、脂肪は静電気を溜めやすいのです。脳に近づけて使う、電気的 人工物に、みなもう少し注意したほうがいいと思います。脳が誤作動を起こす病気、増えています。

提供する側は「問題ありません」「健康に影響はありません」って言うに決まってるじゃないですか。私は大企業に勤めていましたけど、船を進めたい方向に都合のよい情報のみを集めるのは、被雇用者として当然のことでした。

IHという冠がついている高価な炊飯器が壊れたとき。IHじゃない以前の安物を出してきてご飯を炊いたら、ほとんど味が変わらなくて驚きました。
高価な炊飯器にしておいしくなったと感じたのは気のせいだったのか? それとも使っているうちに機能が低下したのか。

今は土鍋で炊いています。最初じょうずに扱えるか心配でしたが、慣れてしまえばどうということなく、炊飯器という選択肢は消えました。便利でおいしいです。割らないかぎり買いかえる必要なし。
沸騰したら弱火で〇分、という土鍋ではなく、沸騰したら火を消して待つだけ、という土鍋を使っています。

除湿器はシンプルに除湿してくれるもので十分。
室内に電化製品や化合物質が多いと、プラス側に帯電したイオンが増えます。電化製品や化合物質を減らせば、マイナスイオン機能は必要ありません。床や壁、家具やファブリックを自然素材にすれば、除湿器も要りません。

我が家は無垢材だらけ、備長炭だらけ。フローリングの床材は簡単には交換できませんが、マンションでも借家でも、フローリングの上に無垢材を敷くことはできます。空気感が変わります。

仕事で使いたいMD/カセットテープが少しあります。20年来のMDプレーヤーで聴いていたのですが、動作がおかしくなってきました。ほんの少し前まで使われていた媒体なのに、プレーヤーがもう存在しません。

音や画を保存する装置というものは、あまり要らないと思っています。音も画もその場かぎりのものとして聴いたり見たりするのが、一番心に響きます。保存できる装置をたくさん持ち、たくさん保存すると、それらを管理するのに忙しくなります。

部屋の照明は、ダクトレールに スポットライト + ダイクール電球 を付けています。(正式名は ダイクロハロゲン電球 かな?)

ダイクール電球は、おしゃれなショールームやカフェ・レストランなどで使われることが多い、部屋全体ではなく部分を照らす電球です。配光の角度が 狭い・中くらい・広いと3段階あって、広いものを選ぶと家庭用に向きます。

リビングにも、キッチン・トイレ・バスにも合います。いずれの部屋も、明るさが必要なところは限られているからです。電球の側面は、透明なもののより不透明なほうが、日常生活には合います。

ダイクール電球(ハロゲン電球)は白熱電球の一種で、熱いのが欠点です。季節が暑くなってきたら数を減らし、真夏は蛍光灯を取り入れます。


蛍光灯の色味は、3段階あります。
オフィス向けは「昼光色」6500K。
家庭で使われるのが「昼白色」5000K と「電球色」3000K。

5000K と 3000K の色味はかなり違います。何故 5000K と 3000K のあいだが無いのか、不思議です。

知られていませんが、棒タイプの蛍光灯だけ「白色」4000K(正確には4100K)というものが存在しています。
洗面所で顔を見るには、この色味がベストです。京田辺に建てた家のリビングと洗面所は、4000Kにしました。

蛍光灯と書いてあるのにLEDのことがあります。たぶんLEDに対する敷居を低くするためだと思います。
ダイクール電球(ハロゲン電球)もLEDになってきています。光の質感が別物で、眼への影響も違うので、買うときは気をつけましょう。