2022年春のアンサンブルレッスン、京田辺市をはじめ宇治市や枚方市などから生徒さんたちが集まりました。中学生、大人の初心者さん、アマオケで活躍している方など。
年2回行っているアンサンブルレッスンは、あくまで勉強の一環。合奏初心者の生徒さんたちに、アマオケデビューは夢ではなく、手の届くところにある目標、と感じていただけることを念頭に置いています。

今回2ndバイオリンは、バイオリンを習い始めて1年未満が2人、1年以上の大人の初心者さんが3人という布陣でしたが、みなよく頑張りました。アンサンブルレッスン数回目の生徒さんが、思いきり音を出してくれるのが頼もしかったです。
アンサンブル初心者の面々も、自分が間違えそうなときにはちょっと音量を控えたり、周りをうかがったり、弦楽合奏に必要なワザが身についてきたようです。

1stバイオリンは、バイオリン歴1年~数年の生徒さん。後半の難所で、他パートとずれているのに、なぜかパート内は一致団結。「えっ、ボクたちずれてました?」というきょとんとした眼差しに、怒っていいのやら、褒めていいのやら。

ビオラとチェロは、アマオケで活躍中のベテラン勢が美しい音色を響かせてくれました。弓の折り返しのコントロールができれば、プロの演奏に近づきます。

合奏のレッスンは楽しいことばかりではなく、厳しい要求も飛びだします。1stバイオリンが4名、2ndバイオリンが5名だったため、アンサンブルレッスン史上初となるまさかの「半分づつお休み」が、先生から繰り出されました。
「半分づつお休み」になると、2~3名でそのパートを弾かなくてはなりません。自分だけ音を控えるということがしづらくなります。しかし、同じ箇所を「休みながら」と「弾きながら」で確認できるため、大変勉強になります。
「お休み」は休憩時間ではありません。休んでいるときは、弾いているとき注意が払えない他パートの音を、しっかり聴くのです。

それではアンサンブルレッスンの一部と、最後の通しをお聴きください。
※ビデオの公開は終了しました。

♪ アンサンブルレッスン風景
♪ もののけ姫 Last Take