01
体が動けば、バイオリンは弾ける
体が動けばバイオリンやビオラは弾けるようになります。体が思い通りに動かないのに、バイオリン・ビオラ特有の技術を学んでも、上達はしません。音程やリズムをつかさどる脳も、体の一部です。
アレクサンダーテクニークをはじめ様々な身体メソッドを学んできた経験を活かし、演奏フォームや体の使い方を指導します。子供たちは素直な姿勢に育ち、大人の初心者さんも健康レベルがあがります。自己流の経験者さんも弾きにくさが解消され、音色や表現が豊かになります。

02
足し算と引き算
バイオリンを弾く動作ができるようになるには、2つの取組が必要です。
①必要な動きができるようにする(足し算)
②不要な動きをしないようにする(引き算)
動かす必要のない筋肉に力が入っていたら、それが邪魔をして、動かしたい筋肉が使えません。習い始める年齢が上がるほど上達しにくいと言われるのは、引き算せねばならぬものが増えてくるからです。
現代社会では若年層ほど幼少期に体を動かしていないため、子供時代にしっかり外遊びをしたシニアの生徒さんにアドバンテージがあることもあります。

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練習は量より質
崩れた姿勢で練習していると、崩れたフォームが身につきます。質の悪い練習はヘタになるためにやっているようなもの。どの教本のどの頁まで進んだかではなく、「何ができるようになったか」が大切です。
練習のやり方によっては体を痛めることもあります。しっかり集中して質の良い練習をすれば、だらだら長く練習するより上手になります。
05
家での練習、日常生活の過ごし方が大切
週1回レッスンを受けても、残り6日は自分で練習しなければなりません。レッスンとレッスンの間の練習をどう行うかが上達のカギであり、家での練習方法についても生徒さんおひとりずつに合わせたアドバイスをします。
また1日30分練習したとしても、24時間のたった2%です。98%の時間をだらだらした姿勢で過ごし、2%の時間の練習でバイオリンが上手にはなるワケがありません。日常生活における体の使い方を見直すことで、バイオリン・ビオラが弾きやすくなります。何歳からであっても遅くはありません。
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あきらめない
上手になりたいという意志を持ってバイオリン教室にお越しになる限り、先生はその生徒さんを上手にすることを諦めません。「大人は上手にならない」と言われたバイオリンの先生もおられるそうですが、私はその考え方に組しません。
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しばらない
レッスンに来るか来ないかは、生徒さんが決めることです。合同レッスンや発表会への参加も、決めるのは本人です。先生のなってもらいたい姿を生徒さんに押しつけないように、気をつけています。