12/3(水)
午前中、バイオリン教室のご近所さん銘木カフェ志木のチエリさんから連絡あり。フランスから友人夫妻が訪れるので、バイオリンでなにか弾いて欲しいとのこと。タダ飯つき。レッスンは18時までだったので行ける!と返事をかえし、曲を考える。
京都のホテルラウンジで弾いていた「バラ色の人生」はフランスのシャンソンではなかったか? 楽譜を引っぱりだして四重奏を無伴奏に編曲、暗譜する。日本の歌を弾いてから、フランスの歌、2本立てにしよう。「おぼろ月夜」をピアノ抜きに編曲して、暗譜する。
平穏すぎる日々だとうまくならない。かといってソロリサイタルも大変だ。こういう機会は大変ありがたい。

12/4(木)
スポットの大人の生徒さんがいらした。指板を押さえると左肩が痛いと言う。演奏フォームを拝見しながら問診。改善すべき点はすぐ見つかるのだが、生徒さんに適した説明を見つけるのが難しい。竹刀を使って肩関節の動きを修正し、座った姿勢で股関節を持ち上げる動作をしながら弾いてもらう。レッスンの最後には「痛くないです!」という弾き方ができるようになり、お帰りになった。

12/13(金)
アンサンブルレッスンが終わったスイちゃん、いろんなジャンルの曲が入った副教材から「オーラリー」をやると選んだ。先生が弾いてあげると、「ストーブの音楽だ!」と。学校のストーブは灯油がなくなるとオーラリーを奏でるのだそう。京田辺シュタイナー学校5年生の教室です。

12/14(土)
十字屋カルチャースクールで教えていたSさんが辞められた。11月を休会にして、そのまま12月から退会。十字屋にも私にも「12月から再開するので宜しくお願いします」と言ったのだが。私も大手企業に勤めていたころ、そんな生き方をしていたかもしれない。

京田辺教室のヨシダさんが11月から来なくなった。大人の初心者さんで、バイオリンは大好きなのだが不器用なところがあり、苦戦していた。がんばる気が失せたのかな、このままフェードアウトかな、と思っていたらヨシダさんから連絡がきた。家の事情でしばらく行けない、普通にレッスンを受けれる日常はありがたいと感じた、と綴られていた。レッスンしていて感じた彼女の人柄ならば、フェードアウトはありえない、と信じる心が足りなかった。

12/28(土)
トレーナーをしている神戸フェニックスフィルの本番の日。レッスンを断りたくないため、午前のゲネプロは特別に欠席させてもらった。10時半に家をでて、13時前に到着。遠いぞ神戸文化ホール。神戸駅から速足で歩いていて生徒さんご家族にばったり会った。はるばる観にきてくださりありがとうございます。演目はキャンディード序曲、運命の力 序曲、ドヴォルジャークの新世界。ゲネプロ参加なしだと調子が出なくて悲しい。

江坂でメガネを作った日、すぐ近くまで寄ってきた雀

2024.12.10 視覚をよりよく使えるようにするためのメガネ

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バイオリンを弾くときの体幹をしっかりさせるのに、跪座(きざ)の姿勢で弾くことを取り入れている。正座の状態から足指を立ててすねを浮かせ、かかとの上にお尻を乗せた姿勢。床には足指と膝だけが接している。そう難しい姿勢ではないと思うのだが、足指が痛くて長く続けられない、と訴える生徒が多い。
リラちゃんも体幹が弱く、弓の毛が弦をしっかり捉えることができていないので、跪座をやってみた。足指の負担をへらすため、先生が後ろから足首を持ち上げて、弾いてもらう。体躯が右側へ泳いでいるのでそこを補助したいが、3本目の手はない。次回保護者さんが来られたら一緒に試してみたい。

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京田辺のピアノ教室momoの紹介で、半年前からバイオリンレッスンに来ているユアちゃん。昨年末 松井山手から同志社山手へ引っ越したので、井手町教室に少し近くなりました。
「同じポジションで左指を置くとき、手は動かさない」と言ったら、「ピアノの先生にも同じこと言われてます」とママ。あらまー。先月も「左指は、上げてから次の指を置くのではなく、置いてから上げる」と言ったら、「ピアノでも同じこと言われてます」と。

1/10
同志社国際の生徒さんが京田辺教室の体験レッスンに来た。海外の小学校で必修だったとのことで、1/2のバイオリンを持っていた。久しぶりで音程がだいぶ狂っており、調弦していたらA線が切れてしまった。私のお古をA線を張ってみると、なんとか使えそうだ。
バイオリンはピアノと違って調弦が難しく、狂った音程をなおそうと家でペグを触って、弦を切ってしまう生徒さんが少なからずいる。たいていA線かE線。2-3カ月で張りかえている私の中古弦も常に品薄だ。

1/11
アマオケで弾いている大人の生徒さん。気がついたら駒が傾いてるんです、と言うので、直してあげた。弦との接点は2mmくらい動いただろうか。生徒さんが弾くと、先週までと全然違う音量・響きになった。あなどるなかれ、駒の傾き。
レッスン時 初心者さんは先生が調弦するが、経験者さんは自分で調弦する。うちの教室で育った生徒は、生徒に調弦させるようになっても時々楽器を取り上げて健康状態のチェックをするが、最初から自分で調弦している生徒は声かけが難しい。前の先生のところでどう教わったかが分からないからだ。